こどもスタッフ
昨日の「こどもサーチinあすか」結局1番僕にいじられたのは、スタッフとして働いてくれた中学3年生だった。
彼もいわゆる天才で、絶対音感を持ち、パソコンやスマホの知識は誰にも負けない。興味を持つと時間を忘れとことん追求する。小学生の頃の彼は、目的のため手段を選ばずいろいろ問題を起こした。本当にいろいろと。
年月が彼に分別をあたえ、協調性を育んだ。しかし、同時にちょっとつまらない子になってしまったと僕は勝手に思っている。
誰もが通る道。仕方がない事かもしれない。
始めスタッフとして働く中、彼の口から出てくるのは文句ばっかりだった。暑い、しんどい、まだあるん、、。
僕は昔の彼の悪行をネタにいじり倒し、大きな声で文句を笑い飛ばす。彼はちょっと困った顔をして笑う。
彼は優しい子で、知的障がいを抱えた女性達のアイドルだった。彼は区別しない。
中3になった彼だが進路はまだ決めてないと言う。やりたい事が早く見つかればいいなと思う。
そういえば、こどもサーチの際、分かれ道をこども達がどっちに行くか迷っていた時5歳の子が言った「行ってみなわからんやん!」
いろんな経験をやってみる力を少しでも僕から学んで欲しいと上から目線で勝手に思う。失敗が少ないと自慢する人はただの臆病者だとアインシュタインは言った。
僕はこどもをほとんど誉めない。2歳以上にはおべんちゃらを言わないと決めている。それは人間として失礼だと思っているからだ。
ただどんな些細な事でも凄いと思った事には凄いと素直に言う。
いや「凄いやん!」とは言わないので素直には誉めないかw
「やるやんけー」と悪い顔で笑うととだいたいの子は悪い顔で笑って「うん」と言う。
「お前わかっとるやないか!」「当たり前やろーぼけー!」みたいな会話を目と目でし、お互い悪い顔で笑う。その悪い顔が僕は好きだ。
親が車で迎えに来ると言うので散々馬鹿にしていじった後、彼との別れ際なんて言おうかちょっと考えたけど小細工なしでいいかと思い「助かったわー」とだけ伝えた。彼は目を輝かせて「うん!」と言って車の方に走っていった。
小6の時みたいに鼻歌を歌いながら。僕は気分が良くなって笑った。
が、残された小3の女子がお金の事でグダグダうるさいので、すぐにイラッとしたw
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