水
先日、遊びにきてくれた2歳の男の子。
彼は、好奇心旺盛で、その好奇心は瞬間的に広がっていく。 「これなに?」 「それ、パズルだよ」 「やりたい!」 「いいよ」 「これはなに?」 「ギターだよ」 「やりたい!」 「いいよ」 両手に、パズルとギター。
両手がふさがり、どちらもできず泣きそうに。 「どうしたらいいん(;_;)」 「どうしたらいいでしょうか?」 「あっ!わかった!!!」とギターを下におく。 「そうやなー。えらいな(^^)」 えへへっと笑い、パズルを始めた瞬間、彼の興味は、絵本へと向かうw
数分の間に、目に入った全てのものを自分の中に落とし込もうとする。
次に、外に出た彼は、魚釣りを見つける。 「これなに?」 「それは、魚釣り。こうやって、この竿で。。。」
「これなに?」 「えっ。魚釣りはもうええの?それは、ここ押したらビー玉が出てくるマシーン」 ボタンを押すとビー玉が出てくる。 3個ビー玉がでた時、彼が突然 「お水バシュバシャしたい!お水バシュバシャしたい!」 と言い出す。
???何急に???
「お水は、まだ冷たいよ。もうちょと、あったかくなってからにしー(~_~;)」 「いややー!お水バシュバシャしたい!お水バシュバシャしたい!」 お母さんが、「お水は、今度にしいー」と言う。 「魚釣りやってみー」 と魚釣りに興味を移すと、釣った魚を、ビー玉の上に並べ出す。
そして、少しなにか悩んで、ビー玉をどんどん出し始める。 全部のビー玉が出ると、なぜだか満足気? そのビー玉の上に、魚を3匹置いて、さらに満足気。
お母さんに 「〇〇ちゃん、家に帰るよ」と言われ、しぶしぶ自転車に乗り込む。 「バイバイ」と手を振り、なにげに僕が3匹の魚を片付けだす。 と。
「あかん!!!!」と、自転車から飛び降り、こちらに走って来る。 えっ、なに??? 「あかん、魚はお水の中がいいねん!!!」
・・・あっ(笑)そっか! あははは(^O^) ビー玉が水やったんやー(笑) キラキラ光って、水しぶきみたいやもんなー。
気がつかず、ごめんちゃい(^^)
この時期の想像力、吸収力はほんと凄い。 記憶の残らない時期。
きっと、彼らには、僕たちの何倍も1日は長く、世界はエキサイティングで、ファンタジーなんだろうなー(^^)
羨ましいw
心に残る大切な時期。