窓際のトットちゃん
本当に少しづつ、窓際のトットちゃんを読んでいる。
で、改めて思う。 子どもにとって母親の存在 の大きさ。。。
文中には、あまり出てこないけど、トットちゃんのお母さんは相当おもしろい人だ。
学校をクビになったトットちゃんは、トモエ学園にお母さんと一緒に電車で面接に向かう。 そこで、校長先生から トットちゃんと2人きりで話すので、お母さんはお帰り下さい。と言われる。
すると、トットちゃんのお母さんは、あらそうですかと トットちゃん1人を残し あっさり帰宅してしまう。
この後4時間トットちゃんは、 校長先生に対しマシンガンのようにしゃべりまくる。 そして、あなたは本当はいい子なんですよ。という黒柳さんが一生大事にしている言葉に出会う。
母親がそばに居てたら、この言葉がトットちゃんに刻まれる事は無かったんだろう。と思う。
電車で通う距離の場所に 小学1年生を1人置いて 先に帰るなんて なかなか出来るものじゃない。
まして、トットちゃんは 一度学校をクビになってしまう ような女の子だ。
迷惑かけないだろうか? 良い子に出来るだろうか? 逆に校長先生にひどい事をされないだろうか?
そういう事を、あっさりと捨てれる心には、問題は起こらない事の不思議を、僕も子ども達に良く見せてもらう。逆も然り。
問題を作っているのは、自分。
ある日、トットちゃんは、 ぼっとん便所にお気に入りの サイフを落としてしまう。 トットちゃんは、1人外のマンホールをあけ、体を突っ込んで 柄杓で肥溜を掬い始める。
途中で、校長先生が通りかかる。 何をしているんだい。 トットちゃんは、一生懸命説明する。 ちゃんと、元に戻しておくんだぞ。っと、 校長先生は、あっさりその場を去ってしまう。
黒柳さんも言っているけど、 普通は、怒るか。手伝うかだ。
そして、大人になりトットちゃんは、この時自分1人でやり遂げられた事に。校長先生に本当に感謝をする。
あっさりと、この人達は結果を預けてしまう。
深く理解出来ていなくても、自分の直感に、あっさりと身を委ねてしまう。
今を生きる。
そんな人の周りには 自然と気持ち良い空気が周りだす。
世の中 凄い人だらけだなー*\(^o^)/*