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廊下の机
- unineu
- 2016年3月22日
- 読了時間: 1分

廊下に机が一つ置かれていた。
近づくと男の子が座っている。
何かを書いている。
一人で何かを言っている。
笑っていた。
支援学級の子みたいだった。
だいじょうぶそうだった。
ちょっと気になるので、 帰りにもう一度そこを通ってみた。
何かを歌っている。
機嫌が良さそうだ。
机の上を覗いてみる。
作文?
綺麗な字だ。
彼は、作文を隠そうとする。
すごいなー。
字うまいなー。
というと微笑んだ。
きっとこの子が望んでの事だろう。 その場を去ろうとすると
おじちゃんだれー? と彼が言った。
説明するのが嫌いな僕は 警察です!と言った。
うん。と彼はいった。
僕は笑いながらその場を後にした。後ろから、彼の笑い声が聞こえてきた。
気分の良い静かな時間だった。
不思議な力を感じた。
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