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近隣トラブル


日曜日、例の看板を設置している隣の人形店さんに挨拶に行って来ました。

いろんな話を聞けて面白かったです。

人形店さんの言い分は、公共の溝までの土地(2m程度?)にこの家の雨水排水菅が横切っているとの事でした。さらに、排水管受け口が壊れており、人形店さんの畑(畑には見えない?)に溢れ出しているとの事。

その排水管は3、40年前からあり、今の地主さんが10年ぐらい?前に購入する前までは、仲の良い人が住んでいたので、文句も言わず使わせていた。が今の地主さんは使用許可の挨拶にもこず、その事を告げると逆に昔からそうしているのになんで今更許可をもらわなあかんねん!と怒鳴り込んで来たとの事。それが気に入らないので、今日までもめているとの事でした。

その土地は、ひどい傾斜の細長い土地であまり使い道のない土地のため、77万で売りに出されそれを数十年前人形店さんが何故か購入したとこの前地主さんがこの前言っていました事を思い出しました。

人形店さんの話では、地主さんの言い方、考え方が気に入らないとの事でした。

地主さんは難癖をつけられていると言っています。法的にも問題無いと。

どちらの言い分が正しいのかは、まだわかりませんが、もっと奥にもっと何かありそうな事は想像できます。お互い70歳の人生の先輩達。一度同じテーブルで話し合ってもらえるよう少しづつ働きかけていきたいと思います。

それより面白かったのが、人形の話と、奈良の偉人 土倉庄三郎さんのお話で1時間近くいろいろなお話しを聞かせていただきました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/土倉庄三郎

雛人形のお話しと、土倉庄三郎のお話しをされている時の、人形店の亭主さんの目はキラキラ輝いていて、話を聞いている僕も嬉しくなりました。その土倉庄三郎さんが所有していた雛人形が今その人形店さんにあるそうです。

店主さん曰く、土倉庄三郎さんは明治維新後、私財を惜しみなく教育と政治と奈良のために使われたとの事。凄いやろ!と僕に何度も話してくれました。財産は子孫に残さず全て未来のために使ったんや!と目をキラキラさせて話てくれました。そんな生き方憧れですね!と僕は答えました。

「財産の三分の一は国のため、三分の一は教育のため、三分の一は自分の仕事のために使う。」 土倉庄三郎

しかし、地主さんの話になると一転厳しい顔に変わってしまいます。僕はなんだか残念な気持ちになってしまいます。悲しい気持ちになってしまいます。

未来のために。

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